アイアンについて
ゴルフクラブはウッドとアイアンとに分類されますが、アイアンの場合は6~10本を1セットとして販売されているのが普通です。アイアンは3番から9番と数字で種類分けされており、それ以降もピッチングウェッジやアプローチウェッジなどと多くのクラブが存在します。
そもそもアイアンにたくさんの種類があるのは、距離の打ち分けをするためであり、その本数が多いほど、微妙な距離の打ち分けが可能になるのです。また、アイアンは、その構造からキャビティアイアン、中空アイアン、マッスルバックアイアンの3つに分けることができます。
キャビティアイアンは、フェースの後ろ側がへこんだ形状をしているアイアンです。ヘッドを大きめに作りやすく、ヘッドの下部を重く作りやすいため、ミスが少なくなり、ボールも上がりやすいのが利点です。特に初級者にとっては頼りになるアイアンです。
中空アイアンはヘッドの内部が空洞になっているタイプのアイアンであり、多少打点がブレてもヘッドがブレにくく、ミスが少ないアイアンです。重心が深いところにあるため、スピンをかけるとボールが上がりやすくなります。
マッスルバックアイアンは、ヘッドが板状のシンプルなアイアンです。ヘッドを大きく作ることができないために、ミスをする可能性は大きくなりますが、ジャストミートすれば心地よい打感が味わえます。上級者やプロ向けのアイアンです。